骨折は、外傷の中でも完治に時間がかかるスポーツ障害です。スポーツ障害の中でも重傷の部類であり、日常生活にまで影響を与え、完治後も、季節や天候によって痛みを引き起こすことがあります。骨折を見逃さないためにも、腫れがある場合には、なるべく病院で診断を受けた方が良いでしょう。
骨折は一般的に部類として大きく二つに分けられ、内部で折れた「単純骨折」と、骨が筋肉と皮膚を突き破って外部に露出する「複雑骨折」があります。これ以外には、複数の折れ線が入った「粉砕骨折」、脱臼を伴った「脱臼骨折」、アキレス腱などの強力な組織が付着しているところでは、骨が剥がれるようになる「剥離骨折」などがあります。
また、小さなお子さんは、骨は生木の様に柔軟性がある状態で、ハッキリと折れるというケースが少ないです。
中でも分かりにくいのが、「疲労骨折」です。長期に渡って同じ圧力が加わると内部から歪みが生じ、まるで金属疲労のように骨折に至ります。これは気付かないうちに進行していることが多く、スネ(脛骨)の真ん中部分が好発部位です。
疲労骨折の場合は、ボディコンタクトのあるスポーツよりも、マラソンなどの練習時間が長い競技に起こりやすいようです。疲労骨折の予防には、適切な休養と食生活で骨を強化していくことが基本となります。カルシウムが骨の代名詞ですが、それだけの摂取では不十分で、太陽光を浴びることで生成されるビタミンDも骨の健康維持には必要です。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進し、骨を成長させる働きがあります。これは、魚介類、舞茸、マッシュルームに多く含まれています。骨折になってしまった場合は、病院で適切な治療を受け、焦らずにリハビリをしていくことが大切です。
当院では、骨折部位によって、負担がかかる骨格の調整を行うことで、回復を早めるお手伝いを行なっています。

図1. 骨折イメージ

