セーバー病

最初は何となくアキレス腱の辺りが痛いというところから始まります。

痛みの部位

 セーバー病は、アキレス腱の直ぐ下、踵の骨の後面に痛みを生じる障害です。女子では小学低学年頃に、男子は高学年に発症しやすいといわれていますが、昨今では年齢に限らず、中高生でも痛みを訴える方が多いです。

 踵の骨後面にはアキレス腱が付着しているため、ジャンプやランニングなどにより、ここに牽引力が働くことで生じる骨端症です。この痛みは非常に強く、ひどくなると歩行だけでなく靴を履くことすら出来なくなります。
 アキレス腱を形成するふくらはぎの筋肉を十分にストレッチしてから運動することが重要です。また、サイズとクッション性の合った靴選びも考慮しましょう。
 民間療法でもかなりの症状が軽減します。